喘息の子供の身長が伸びづらい理由と解消法

小児気管支喘息は、気道が狭くなってしまう発作が繰り返し起こるとても苦しい病気です。

発作が起きてしまった時のヒューヒューと苦しそうな呼吸を聞いていると、思わず変わってあげたくなります。

そんな小児気管支喘息ですが、実は低身長になってしまう可能性があるのです。


小児気管支喘息の発作と身長の抑制

国内で小児気管支喘息にかかっている子供は20人に1人くらいの割合でいます。

そんな小児気管支喘息にかかってしまっている場合、次のような理由で低身長になってしまいやすいのです。

・発作のために睡眠時間がとれなくなってしまう
・食が細くなってしまう
・吸入ステロイドによる治療の副作用で身長が伸びなくなってしまう

これらについて、詳しく見ていきましょう。


発作のために睡眠時間がとれなくなってしまう

小児気管支喘息の発作は夕方から朝方までの夜間に起こることが多いため、中々寝付けなかったり、寝ていても苦しくなって起きてしまうことがあります。

そのため、十分な睡眠がとれなくなってしまうのです。

子供の身長は、夜間の寝ている時間に成長ホルモンが活発に分泌されることで伸びることになります。それは、副交感神経が優位の時により成長ホルモンが分泌されるためです。

推奨される睡眠時間は、1~3歳の子供で12時間~14時間、4~6歳で10時間~13時間、6歳~12歳で10時間~11時間だと言われています。

小児気管支喘息の子供の場合は、この推奨される睡眠時間が確保できていないケースが多いようです。


食が細くなってしまう

小児気管支喘息の発作が起こってしまうと、苦しくてとてもではありませんが夕食を食べることなどできません。

食事は栄養を摂取する一番の方法ですから、食べなければ当然身長を伸ばすことは難しくなってしまいます。

また、運動をさせてあげにくいので、偏食気味の子供は特に食事に意欲がわかない場合が多いです。


吸入ステロイドによる治療の副作用で身長が伸びなくなってしまう

小児気管支喘息の治療には数か月から数年かかります。その治療によく使われるのが、吸入タイプのステロイド薬(吸入ステロイド)です。

この薬は気道の炎症を抑える効果があるため、小児気管支喘息の症状を和らげるのには効果覿面なのですが、アメリカで『長い期間使用し続けることで子供の身長の伸びを抑制してしまう』という研究結果が発表されたのです。

なんでも、4~6年の間吸入ステロイドによる治療を受けた子供とそうではない子供の身長を比較したときに、平均身長が1.2cm低かったということです。(950名からの統計)

現在は日本小児アレルギー学会からも慎重に使うようにと注意喚起が行われ、医療機関では使用量を最小限に抑えようとする働きがあります。

担当医とも相談することが必要とされています。


小児気管支喘息の子供の低身長を防ぐには

子供の身長を伸ばしたいと思っても、小児気管支喘息の子供の場合には睡眠や食事を改善するのは中々困難です。

小児気管支喘息の原因(アレルギーなど)を取り除き、治療を受けて完治することで日常的な習慣も変えられ、根本的な解決が図れるようになるのですが、本来成長の著しい時期に成長出来ないというのは本人にとっても親御さんにとっても心配です。

そんな方におすすめなのが子供の成長を手助けするサプリメントです。

サプリメントには子供の身長を伸ばしたい時に必要な栄養素(カルシウム、タンパク質、各種ビタミンやミネラル類)がバランスよく配合されていますので、食が細くなってしまう子供の栄養を補給するためにぜひとも使用してほしいです。

また、アルギニンという成長ホルモンの分泌を促すアミノ酸や深い眠りをサポートするビタミンB12も配合されているものもあります。睡眠時間が短い分、質の高い眠りで疲労回復や成長を促してあげることは子供の健康にも重要ですよ。

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