年齢ごとの子供の成長曲線を徹底解説

子供の身長を伸ばしたいという時、「周りの子の大きさってどれくらい?」「この年の平均的な身長っていくらぐらい?」など、気になることは多いと思います。

そんな時に役に立つのが“成長曲線”です。


成長曲線とは

子供がどれくらい成長しているのか、その年齢での標準とはどれくらいの差があるのか、ということを知るには成長曲線を利用すると便利です。

子供の成長は男の子と女の子で様子が変わってきますので普通は男女別になっています。

成長曲線と一言で言っても、子供の肥満度を測るためのものだったり、身長の成長率も記入できるようになっていたりと用途によって種類が違い、使い分けが必要です。

前者の目的で使用するものを横断的身長曲線と言い、後者は縦断的身長曲線と言います。

ここでは『子供の横断的身長曲線』と『子供の標準成長率曲線』をご紹介します。


子供の横断的身長曲線

横断的身長曲線はその年代の子供の平均を知ることと自分の子供が同年代と比べてどれくらいの大きさなのかを知ることが出来ます。体重と合わせて確認できますので、体格のチェックにも使用できます。

下図はそれぞれ男の子と女の子の横断的身長・体重曲線です。
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(出典:http://ghw.pfizer.co.jp/comedical/evaluation/height.html)

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(出典:http://ghw.pfizer.co.jp/comedical/evaluation/height.html)


子供の横断的身長曲線の見方

一般的な子供の横断的身長・体重曲線は、下軸は年齢(年)で、左軸は身長、右軸は体重を示しています。

子供の身長と体重を測り、身長の場合は自分の子供の年齢と左側の身長(cm)の軸を見ながらポイントを打ち、体重の場合は自分の子供の年齢と右側の体重(kg)軸を見ながらポイントを打つことになります。

目盛の数は図によって違いますが、ここで参照した図の場合は四半期に1度の部分に線がありますので定期的にポイントを打ちやすいです。

ここで気になるのは、平均やその上下にあるSD曲線です。この曲線は標準偏差を表していて、標準の値荒どれくらい離れているのかを表しています。

ちょっと分かりづらいですね。

大体の方は統計学的に平均の周辺に分布することになります。そこからの振れ幅が大きいとどんどん分布する人は減ってくると言うわけです。

この図で言いますと、
・-1SDから+1SDまでの間には全体の68.3%が分布している
・-2SDから+2SDまでの間には全体の95.4%が分布している

という状態になります。

大幅2SDを超えていない場合には、
・身長が+のSDに入っている時には身長が平均よりも高く、-の場合は低い
・体重が+のSDに入っている時には体重が平均よりも重く、-の場合は軽い

ということだけわかれば十分だと思います。


注意したい低身長の見方

低身長症なのではないかと不安を覚えるのは、-2SDの周辺に分布していたり、それよりも小さい場合です。

-2SDよりも低いという方は、同年代の全体の2.3%程度しかいらっしゃらないことになります。

この原因には子供の身長を伸ばすための栄養状態や睡眠不足、運動不足が考えられる他、病気によって低身長症になってしまっている可能性があります。

そんな疑わしい場合には、次に紹介する縦断的身長曲線を確認し、同じようにSDを確認してみましょう。


子供の縦断的身長曲線

身長の伸び率について詳しく見たい場合には縦断的身長曲線を使用します。
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(出典:http://www.mominokiclub.com/tool/kyokusen.html)

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(出典:http://www.mominokiclub.com/tool/kyokusen.html)


子供の縦断的身長曲線の見方

子供の縦断的身長曲線の場合も、下の軸が年齢になります。身長の軸は右側になり、身長の成長率が左側になります。

身長の成長率は一年間でどれくらい伸びたかという値です。

ですので、前の年の誕生日から今の年の誕生日までに身長が何cm伸びたかということを今の年のところに記述してください。

縦断的身長曲線についても横断的身長曲線と同様に、SDの値があり、-2SDよりも低いという時には極めて成長が遅く、身長が伸びていないということになります。

その場合は、低身長症の疑いが濃厚ですので、早めに小児科で検査してもらってください。


まとめ

ここでは、子供の成長曲線についての解説を行いました。

成長曲線には横断的身長曲線と縦断的身長曲線があって、それぞれ見たいものによって使い分けが必要になります。

・横断的身長曲線:周囲の子供と比べた時の身長と肥満度
・縦断的身長曲線:周囲の子供と比べた時の身長とその伸び率

身長の値が-2SDより低い場合で成長率が小さくない場合には問題ありませんが、成長率まで-2SDより低いという場合には注意が必要です。

低身長症という、病気が原因で身長の伸びが妨げられていることが疑われますので早めに小児科に行って検査をしてもらってください。

-2SDより低くなくても、子供の身長の成長率が平均よりも低いという時には心配になるものです。

そんな時には日常生活の改善を行うようにして子供の成長をサポートしてあげましょう。子供の身長を伸ばしたい時に役立つ日常生活の改善方法を『子供の身長を伸ばす方法』にまとめてありますので、お役立てください。

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