野菜嫌いの子供は背が伸びない?その理由と克服法

「子供の身長を伸ばしたいなら栄養バランスの良い食事を」というのは、耳がタコになるほど聞いたという方も多いでしょう。

しかし、これは口で言うほど簡単なことではありません。

毎日の献立を考えるのも大変ですが、子供は嫌いな食べ物はとことん食べようとしません。

そして、その中でも多いのが“野菜が嫌い”という子供。なんと6割の子供が野菜嫌いだと言われているのです。

ここでは、そんな野菜嫌いがなぜ子供の身長を伸ばすのに影響するのか、その理由と野菜嫌いの克服法についてお話していきます。


野菜嫌いが子供の身長を伸ばすのに影響する理由

ビタミンAやビタミンC、ビタミンK2は、野菜や果物に多く含まれています。これらの栄養素が足りないと、どうなってしまうのでしょうか。

下記にこれらの栄養の子供の成長に関する働きと多く含まれる食品類をまとめました。
●ビタミンA:組織細胞の正常な成長をサポートする
[緑黄色野菜,柑橘類,レバー,卵]
●ビタミンC:鉄分の吸収によって貧血を予防する、タンパク質の生成に寄与する
[果物,野菜,加工肉(ハムやベーコンなど),レバー,海苔]
●ビタミンK2:カルシウムとタンパク質の合成を強化する、既存の骨からカルシウムが抜け落ちるのを防止する
[納豆、葉物野菜、海藻、油、抹茶]

子供は骨が伸びることで身長が伸びます。
それには成長ホルモンの分泌や栄養素と酸素が円滑に成長させたい部分に届くことが重要になります。

骨はタンパク質とカルシウムが結びついたものですから、その結びつきをサポートするためにもこれらのビタミンはとても重要になるのです。

ですから、子供の身長を伸ばしたい時にはバランスが良い食事が求められるのです。野菜嫌いは摂取する栄養素が偏りがちになってしまい、子供の成長を考えると良くありません。


野菜嫌いの克服法

苦手なものの克服については何に関しても同じですが、成功体験を重ねさせて自信を付けさせることが重要です。

そのためには、子供がなぜその野菜が嫌いなのかを理解してあげなければなりません。

子供の野菜嫌いの理由には、
・匂いや見た目、聞いた話で判断する食わず嫌いタイプ
・嫌な思い出があるトラウマタイプ
・味覚や嗅覚など、素材自体に不満があるタイプ

の3タイプがあります。

次にそのタイプ別に克服法をご紹介します。
<匂いや見た目、聞いた話で判断する食わず嫌いタイプ>
・幼いうちから多種類の野菜を食べさせる
・その野菜のプラスの情報を伝える

野菜に嫌な先入観を持つ前に、潰してあげるようにしましょう。

「この甘味がおいしいのよね~」
「ツンとする感じがたまらない」
といったように、親が素材の感想を伝えながら楽しく食事していると子供も自然に食べるようになります。

既に嫌な先入観があって食べない場合には、おいしく料理できたと思った時に頑張って一口食べてもらってみましょう。お父さんやお母さんにも経験がある方は多いと思いますが、
「思っていたよりもおいしい」
と、ギャップにやられ、嫌いな食べ物から好物に転換されることはままあるものです。

<嫌な思い出があるトラウマタイプ>
・残しても怒らない
・食べたら思い切り褒めてあげる

子供は野菜を無理やり食べさせられただとか残しただとかで、先生や親に叱られることが極端に嫌な思い出として残ることがあります。

『嫌な思い出=野菜を食べること』になってしまいますと、本当に食べさせるのが大変になります。食事の促し方には注意しましょう。

<味覚や嗅覚など、素材自体に不満があるタイプ>
・野菜のどこが嫌いなのか(味、におい、見た目、食感)を理解して取り除いてあげる

この場合は、まずその野菜が苦手な理由を子供に直接聞いてみましょう。

それが分かれば下処理や調理法などを工夫することで苦手を克服することが可能です。

食感が嫌な場合には薄切りにしてみたりミキサーでペースト状にしたりしてしまえば良いですし、においや味が苦手でしたら果物と合わせてみたり下ゆでしたりハーブなどを利用したりしてみましょう。

また、野菜を買う場所を変えてみるのも良いでしょう。仕入れ先や季節で野菜はがらりと変わりますので意外とパクパク食べられるようになるかもしれません。

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