子供の身長は遺伝で決まる?

子供は元気が一番。そう思っていても、周りの同い年の子供を見ると気になるのが体格です。

女の子でも男の子でも子供の身長って気になりますよね。出来ることなら子供の身長を伸ばしたいと思うのは自然なことです。

ところが、自分達の身長が高くないと
「この子もあまり大きくなれないのでは?」
と不安になってしまいがちです。

昔から
「親が大きいと子供も大きい」
と言ったりしますが、子供の身長は本当に遺伝で決まってしまうのでしょうか。


遺伝で身長が高くなる?

遺伝で身長が高くなる確率は実は25%と言われています。

「え、でも背が高い子供の親は大体大きいじゃない」
と思うかもしれません。

ですが、厚生労働省のデータによりますと、日本人の身長は戦後から男性で平均約11cm、女性で平均約9cm伸びました。

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出典:http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2182.html

また、約200年前まではオランダ人はヨーロッパでも低いと言われていましたが現在では平均身長は20cmも伸びています。

身長が遺伝だけで決まるのならこんなに変わらないはずですよね。遺伝だけでは身長は決まらないという根拠はここにあるのです。


身長が伸びた理由

それでは、一体何があって身長をここまで伸ばすことが出来たのでしょうか。

その理由として一番に言われているのが栄養状態の改善です。

戦時中は食べ物が少なかったから当然として、昔の日本人よりも今の日本人の方が食べ物が良くなっているのかと疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、答えはYESです。

身長を伸ばすのに効果的なお肉や大豆、牛乳などは、ちょっと階に行けばお店に並んでいますもんね。食の欧米化が進んだことや食材の流通が良くなったことは日本人の身長を伸ばすことにプラスに働いていると言えます。

ちなみに、子供の身長を伸ばすために重要な栄養素は、タンパク質や各種ミネラル(亜鉛やカルシウムを含む)、ビタミン類など。それに加えて、成長ホルモンを促す効果があるものとしてアルギニンが注目されています。

アルギニンは、先程出てきたお肉に多く含まれています。食の欧米化は肥満などで一見悪いことのように騒がれていますが、身長を伸ばすためには良い働きをしているようですね。

他にも大豆製品やナッツなどの種子類にアルギニンは多く含まれています。

こういった食物をバランスよく食べることは、子供の健康につながるとともに、成長を促すためにも重要になるのです。


遺伝以外の子供の身長を伸ばす要素とは

子供の身長を伸ばしたいと思った時に最も気になるのは『どうやったら良いのか』ということですよね。

食事で成長に大事な栄養素を摂る他にも子供の成長のキーになることは2つあります。

それは、睡眠と運動です。

子供の身長を伸ばすのは成長ホルモン。この成長ホルモンが寝ている時に分泌されるということはご存知の方も多いと思います。

ですから、成長ホルモンが分泌される夜間にちゃんと眠らせるようにするのは基本中の基本。小学生くらいの子供ですと10時間は最低でも睡眠をとらなければなりませんので、遅くとも9時には就寝させるようにしましょう。

睡眠については有名ですが、運動と子供の成長の関係については意外と知られていません。

実は、運動をすると、それによって生じる“疲れ”を癒すために成長ホルモンが分泌されるということが明らかになっているのです。

運動といっても摂取した栄養素を全部使い切るようなハードなものではなく、ジョギングなどの有酸素運動や腹筋・背筋・スクワットなどの軽い筋トレで十分です。小さな子供の場合はドッジボールやドロケー、鬼ごっこや遊具を使った遊びなどで十分に運動することが出来ますので外でたくさん遊ばせてあげましょう。

運動は簡単なものでも構いませんが、毎日続けることが最も重要になります。


まとめ

ここでは、子供の身長を決める要素についてお話しました。

重要なことを箇条書きでまとめますと、

・子供の身長は25%が遺伝、残りの75%は後天的に決まっている。
・身長の伸びを後天的に決める要素は『食生活』『睡眠』『運動』。
・食生活はバランスよく。アルギニンが多く含まれる食材を子供に積極的に摂らせる。
・睡眠については成長ホルモンが分泌される夜間にちゃんと寝させる。
・運動については有酸素運動や筋トレ、遊びなど軽いもので良いので継続させることが大事。

子供の身長は
「遺伝だから仕方がない」
と諦めず、子供に継続的に健康に良い生活を送らせることで自然と成長していきます。

特に、子供が幼いうちはお母さんとお父さんだけが頼りです。ネガティブにならずに頑張ってあげましょう。

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